Cafe Paco
カフェパコのおはなし
「パコ」ってなに? カフェ・パコのパコは、peaceを意味するエスペラント語です。 平和の意味は色々な解釈がありますが、色々な人と「対話すること」が何にも増して大切と考えられています 。カフェ・パコはコーヒーを飲んでほっとしたり、素敵な商品を見つけてわくわくしたり、時には真剣に考えるきっかけがある場所です。皆さんが人と話をしたり、誰かの役に立ったり、ちょっと遠くに住んでいる世界の人々と向き合っていくことをお手伝いしたいと願っています。 カフェ・パコができたわけ カフェ・パコは2007年から中区大手町で営業を開始し、広島でのフェアトレードの周知に取り組んできました。 美味しいコーヒーを楽しむという日常の何気ない私たちの行動は世界中の貿易に関わっています。 しかし、日常で購買する商品が消費者の手元に届くまでには長いプロセスがあり、生産者と消費者の取引が対等なものであるかどうか、なかなか判断することが出来ません。 私たちは生産者と消費者の中継役として、提供する商品がフェアな取引の上に成り立っている事を保証しています。 フェアトレード カフェ・パコが力を入れるフェアトレードとは、生産者に適切な収入が保証され、かつ消費者にはその品質が保証されるwin×winな関係を実現する貿易取引です。 紛争で疲弊した国が、その力を取り戻し自らの力で歩き出すためには、一時的な支援ばかりではなく、関係を継続していくことが必要になります。 カフェ・パコはルワンダで丁寧に作られたコーヒーを楽しんでいただく場として、また職業訓練校で作られているエコ・バックをはじめとした雑貨を販売する場として、生産者と消費者の継続的な関係づくりをしています。 地域内フェアトレード?? 生産者と消費者の取引の不均衡は、国内での取引にも言えます。 わたしたちは県内をはじめとした地域の顔の見える取引を「地域内フェアトレード」と称し、フェアトレードのこころを広めたいと考えています。 その一環として、国産・地元産素材にこだわった福山、紫萌堂さんのパンと平和をカタチにした「ピースクッキー」を取り扱っています。 フェアトレードネットワーク カフェ・パコでは運営団体であるピースビルダーズで扱う商品に加え、多くの団体さんからご協力をいただき、豊富なフェアトレード商品を扱っています。 また2008年には広島フェアトレードネットワークを結成し、ファッションショーなどのイベントも実施しています。 つながるカフェ カフェは、古来、情報交流の場として誕生しました。新聞や雑誌が読め、時の話題を談笑し、情報交換できる場所として親しまれてきました。 その本来の「カフェ」の意味を継承し、カフェ・パコは広島でおこる様々なことの情報発信基地となりたいと思っています。 また、ピースビルダーズのイベントを開催したり、小規模の勉強会や座談会のためのカフェ利用を歓迎しています。 何気なくカフェに来た人が、様々な国際平和・協力活動に関わるきっかけの場所になることを目指しています。 ボランティアさん カフェ・パコは、たくさんのボランティアさんの手で出来ています。 緑のじゅうたんを敷き、前カフェから持ってきた床板で窓側のカウンターテーブルを作りました。 その他にも内装のディスプレイをしたり、看板を描いたり。 カフェの運営にもボランティアさんが大きな力になっています。 ボランティアさんにたくさん関わっていただくのは、カフェに来るお客さんや、業者さん、各団体さんとの交流を通じ、またフェアトレード商品の取り扱いを通じて国際協力に携わって欲しいという願いがあるためです。 カフェの運営にご興味のある方はお気軽にスタッフまでお問い合わせください!