【講演会開催】 Trial & Error それから七輪?! 〜一番大切で、一番難しい 現場の声〜
2013年7月30日(火)18時30分より、広島大学東広島キャンパスの多目的ホールで、ケニアにある世界最大の難民キャンプにおいて、3年間支援活動を行っていた黒岩氏の報告会を行います。
黒岩氏は、新聞記者を辞め、ピースビルダーズが外務省から受託した平成22年度「平和構築人材育成事業」の研修を受講後、研修員としてケニアにある世界最大の難民キャンプの国連事務所で勤務しました。現場でTrial & Errorを繰り返しながら、考える中で、現場の声に耳を傾ける本当の意味を考えます。
報告会では、
@ 黒岩氏が難民キャンプで働くことになった経緯とキャンプの概要
A 「難民を助けたい」という自分のエゴと、難民たちが求める「ニーズ」の隔たり
B 隔たりを埋めるため、難民が働く七輪工場の工場長となり、従業員との間で起きた様々なトラブル等々…
世界各地で日本人が活躍していますが、私たちが考える支援と現地の方々が考える支援は必ずしも同じではありません。そのような中で、黒岩氏がどのように考え、行動してきたのか、国際協力に関心がある人が必ずぶつかる「現場の声」という大きな壁にどのように対応したのか、話を聞きながら支援について一緒に考えましょう。
報告者:黒岩 揺光 (くろいわ ようこう)
元毎日新聞記者(奈良、尾道支局勤務)。2010 年、広島平和構築人材育成センター(HPC)の研修員として、ケニアにある世界最大の難民キャンプの国連事務所に勤務。その後、国際NGO に移り、同キャンプにある七輪工場の工場長となる。約3年に及ぶキャンプでの体験を綴ったブログが「僕は七輪でみんなをハッピーにしたい」(ユーキャン学び出版)と題して今年出版された。現在は、アゼルバイジャンにて国連職員の妻に寄り添う専業主夫。熱狂的な赤ヘルファン。
日時:2013年7月30日(火)18:30-20:00
場所:広島大学東広島キャンパス 西第1福利 多目的ホール1
(東広島市鏡山1丁目3番2号 地図 ローソン横)
問合せ先:L' harmonie〜ラルモニー〜
TEL:080-1646-1509 E-mail:hiroshima.yuoth@gmail.com(赤澤)
チラシのダウンロードはこちら
今回のイベントは、学生が中心の団体L'harmonie〜ラルモニー〜とピースビルダーズが共同で開催します。
【団体紹介】
L'harmonie〜ラルモニー〜
2013 年設立。団体間ないしは個人間、団体と個人の交流を活発にし、より多くの人々に知り考える機会を提供することで、地方で活動するユースが国際貢献・交流活動をより盛んに展開できる土壌を作っていく。そんなイベントを生み出していく。構成員は全て学生。中国地方を中心に活動中。
ピースビルダーズ
2005 年設立。広島を拠点として紛争後地域で平和構築活動を行う団体。特にアフリカ地域には力を入れており、シエラレオネ、ルワンダなどで活動するほか、広島のみなさまにアフリカへの理解と関心を深めていただく機会の提供も行っている。本報告会は、その一環で開催する。
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