【スペシャルティ・コーヒーが生まれる国】
スペシャルティ・コーヒーという言葉をご存知ですか?
これは、特別な地理的・気候的条件によってのみつくり出される、高品質で独自の香気を持つ
特別なコーヒーの呼称です。
アフリカ内陸部赤道付近の小さな国ルワンダは、温和な気候、
火山灰土壌、豊富な降水量、十分な高度、広大な農地など、コーヒー栽培に最適な自然環境が整っており、
世界的に高い評価を得て、コーヒー愛好家達に親しまれています。
ルワンダ・コーヒーを広めたい理由
ルワンダは「千の丘の国」とも呼ばれ、
国土の多くが高原で構成されています。アフリカ諸国の中で最も人口が過密な国の一つで、
その国民のほとんどが農業に従事しています。
1人あたりGDPは世界177カ国中152位(2003年:1,268US$、日本人の約26分の1)と、
非常に貧しい国として知られています。
また、映画「ホテル・ルワンダ」等でも知られている通り、
1994年に歴史上稀にみる大虐殺事件が発生し、この内戦でわずか100日あまりの間に80万人が犠牲
になったと言われています。ルワンダの社会・経済は、凄惨な出来事により大打撃を受けました。
その後序々に治安が回復し、民主的な政治体制が整いつつあり、経済的な復興に向けても様々な努力
が行われています。
中でも、国民の豊かな暮らしを実現する有効な手段として力を入れているのが、
戦前からルワンダの経済を支えてきたコーヒー産業なのです。
フェア・トレードで築く、優しい関係
ルワンダ産のコーヒーは、ほとんどが小規模の農園で栽培されており、輸出やマーケティングのノウハウを持っていないところがほとんどです。また植民地支配下からの影響で、生産に必要な費用さえ回収できず、苦しい生活を強いられている状態でした。これでは、
いくら頑張ってコーヒーを栽培しても、生産者たちの生活を良くすることはできません。
そこで注目されているのが、フェア・トレードと呼ばれる貿易形態です。
これは、公平な取引条件のもとで公正な報酬や対価を保証するもので、つまり生産者には充分な
(適正な)利益を、消費者には信頼できる品質を、それぞれ保証し、生産者と
消費者の双方が納得して行う取引のことです。
フェア・トレードを通じた経済効果は着実にあがっており、
内戦以降の社会的・経済的混乱から立ち上がろうと
しているルワンダの人々にとっては、非常に大きな進展です。
一杯のコーヒーが支える笑顔
PBは、フェア・トレード形態で現地から直輸入しているルワンダ産スペシャルティ・コーヒー
「カフェ・マラバ」を販売しているほかに、より多くの皆様に一杯からでもお気軽にお楽しみいただけるため、
フェア・トレードカフェpacoも運営しています。
美味しいコーヒーを飲んでリラックス
そんな日常のひとこまが、現地生産者の笑顔に繋がっています
フェアトレードギフトボックス販売
組み合わせ自由のフェアトレード商品を箱いっぱいに詰めて大切な人に贈る。
受け取った誰かが、フェアトレードを知る。
フェアトレードの輪が広がる。
ひとりひとりの小さなプレゼントが繋がって、海の向こうの誰かを笑顔にできる力になる。
フェアトレード・ギフトボックスは、大切な人へプレゼントと一緒に、優しいストーリーをお届けします。
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