パレスチナ教育支援事業 事業に至った経緯
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事業に至った経緯 |
広島でパレスチナをテーマとしたイベントを多数実施してきたPB。 2010年秋にはパレスチナで青少年の暮らしぶりと表現教育の可能性について調査を行いました。 そして、その時出会った「Yes Theatre」をカウンターパートとして2012年から実施しているのが、今回の教育支援事業です。 |
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啓発活動(2009年〜)
PBは、多くの人権侵害が報告されるパレスチナ問題をテーマに、2009年以降、勉強会、講演会を多数実施してきました。
報道で伝えられるような「パレスチナ=危険」というようなステレオタイプなイメージを超えて、アクチュアルな存在としてのパレスチナ人を知るためのアラブ詩のワークショップ、パレスチナの都市ベツレヘムでコミュニティ開発に取り組む牧師とスカイプでつなぐ講演会、中東理解促進のため東京外国語大学酒井啓子教授が取り組んだプロジェクト「中東カフェ」の広島招致などです。
パレスチナにスタッフを派遣した調査事業(2010年)
パレスチナ問題への広島の人々の理解を深めるといった間接的支援を発展させ、直接的支援を展開する足掛かりとして、2010年秋にPBスタッフをパレスチナに派遣し、「ヨルダン川西岸地区地方コミュニティにおける青少年のニーズアセスメントと演劇グループの実態調査」を行いました。
具体的には、青少年の心の健康に影響を与えている占領政策の実態とともに、心理的ストレスの軽減への効果があると言われている表現教育を通した支援事業の現地での実現可能性について、調査しました。
調査の結果、現地では表現教育へのニーズがあり、青少年のストレスケアへの効果が期待できること、支援事業の共催団体として、現地で活動する劇団「Yes Theatre」と協力できることがわかりました。
※調査事業報告書はこちら
そして、この調査結果を基にして、2012年1月から現地での教育支援事業を開始しました。
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